横転事故・橋の通行止め・欠航・・・東京23区4年ぶり大雪警報(2022年1月6日)

横転事故・橋の通行止め・欠航・・・東京23区4年ぶり大雪警報(2022年1月6日)

横転事故・橋の通行止め・欠航・・・東京23区4年ぶり大雪警報(2022年1月6日)

東京23区に4年ぶりとなる大雪警報が出されました。

6日午後6時には、10センチの積雪を観測しました。この大雪により、事故が相次ぎました。港区のレインボーブリッジの都心方面へ向かう上り車線でノーマルタイヤのトラックが横転。運転していた40代の男性にけがはないといいますが、レインボーブリッジは上下線ともに通行止めになりました。

首都高速・横浜北線では、乗用車のスリップをきっかけに、少なくとも6台が絡む多重事故が起き、4人がけがをしました。

予想を上回る大雪に見舞われた関東地方。低気圧が予想よりも早く発達したことで、雪の量が多くなり、範囲も広がりました。

この状況に、異例の対応を取ったところもあります。

東京タワーは午後3時過ぎにライトアップされました。雪によってできたつららが落下する危険があるため、ライトの熱で凍結防止をしているからです。この対策も、前回、大雪警報が出された2018年以来、4年ぶりだそうです。

成田空港では、航空機の翼などが凍り付かないよう、特殊な液体を吹きかける光景が見られました。6日、日本航空で68便、全日空で40便が欠航するなど、空の便への影響も大きなものになりました。

夕方、雪のピークは去った東京ですが、混乱は帰宅の足にも広がりました。午後5時過ぎ、大雪の影響で、日暮里・舎人ライナーは、全線の運行を停止しました。バスで振り替え輸送を行っていますが、来るのは1時間に1本程度。列を成した人々の数は数百人に膨らんでいました。午後8時半ごろ、舎人ライナーは本数を限定しつつ、運転を再開しました。
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