「一生癒えない傷」フランス・ニースのテロ事件から6年で追悼式典 子ども含む犠牲者86人の名前刻んだ慰霊の像が設置｜TBS NEWS DIG
フランス南部ニースで子どもを含む86人が犠牲となったテロ事件から6年を迎え、事件の現場では追悼式典が行われました。
記者
「現場となった遊歩道には、今年、慰霊の像が設けられ、花が手向けられました」
フランスのニースで、革命記念日を祝う花火の見物客に大型トラックが突っ込んだテロ事件から6年を迎えた14日、現場では厳重な警備態勢のもと追悼式典が行われました。トラックを運転していたチュニジア人の男は警察に射殺され、事件の2日後に過激派組織「イスラム国」系メディアが犯行声明を発表しました。
今年は新たに慰霊の像が設置され、事件で犠牲になった子どもを含む86人の名前が刻まれました。
当時27歳の娘を亡くした母親
「これは一生癒えない傷で、時間が経てば経つほど喪失感が強くなっています」
9月には、犯行を手助けしたとして起訴された8人の被告の初公判がパリで開かれる予定です。
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