【新型コロナ】東京”2週間後に5万3000人超も” BA.5疑いが56.4%
東京都は、新型コロナのモニタリング会議を開き、感染状況についての警戒レベルを最も高いレベルに引き上げました。
国立国際医療研究センター 大曲貴夫医師
「大規模な感染拡大が継続しているといたしました。これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」
東京都内の感染者数の7日間平均は、13日時点でおよそ1万110人と前週の2.3倍ほどにのぼっています。この増加比が続けば、2週間後には5万3000人を超えると指摘されました。
また、より感染性が強いとされるオミクロン株のBA.5への置き換わりが進んでいて、都の独自のPCR検査の結果、BA.5疑いが56.4パーセントにのぼると報告されました。
専門家は、「これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」として警戒レベルを1段階引き上げ、およそ3か月ぶりに4段階中、最も高いレベルとしました。
また、医療提供体制についても、「通常の医療を制限し、体制強化が必要な状況」として警戒レベルを1段階引き上げ、上から2番目としました。
(2022年7月14日放送)
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