東京23区に大雪警報も・・・都心に降り続く雪 渋谷の街の様子は?(2022年1月6日)
6日午前中から雪が降り続く関東は大雪になっています。午後4時の東京の積雪は6センチで午後、東京23区と千葉県に大雪警報が出されました。帰宅ラッシュの時間帯に差し掛かった東京・渋谷から報告です。
(佐々木快アナウンサー報告)
渋谷駅南口は、普段の渋谷とはなかなか思えない光景が広がっています。
大粒の雪が次から次へと、降ってくるので外にいるだけで頭や体に雪が積もってしまいます。
実際に信号待ちをしている人の傘を見ると、雪が降り積もっているのが分かります。
これだけ多くの雪が降っているので、皆さん口をそろえて「渋谷でこれだけの雪が降ると思わなかった」と驚かれている印象でした。
雪は午前中からずっと降り続いているので、道路も白く覆われてしまっています。
この時間帯はふわふわの雪が降っているのですが、道路に積もった雪はシャーベット状になっています。
そのようなシャーベット状の水分を多く含んだ雪が道路に広がっているので滑りやすくなっています。
特にコンクリートとコンクリートの間であったり、横断歩道の白線なども滑りやすくなっています。
実際に上り坂でスニーカーを履いた女性が足を滑らせて転ぶという場面も見られました。
街の人に話を聞くと、「道路が滑りやすくなっていて怖いので、ペンギンのように慎重に歩いている」という話もされていました。
この辺りでは雪かきもされていて、少しづつ雪は少なくなっているのですが、私自身も「怖いな」と感じるほどです。
皆さんにとっては予想外の雪だったので、帰宅の時間を早める人も多くいます。
特にこの時間になってきて、家路を急ぐ人が目立つようになってきました。
続いては、これから雪のピークを迎える千葉県大多喜町から報告です。
(社会部・松本健吾記者報告)
私がここに着いたのは午後3時ごろだったのですが、そのころはまだ雪の粒も小さく、積もっていませんでした。
ただ、ここ1時間ほどで雪の粒が大きくなり、歩道には3センチほどの雪が積もっています。
そして、目を道路に向けるとシャーベット状にはなっていますが、少しずつうっすらと白い雪が積もっているのを確認できます。
私は先ほど、町内の車用品店にうかがったのですが、6日は朝からスタッドレスタイヤへの交換を求めるお客さんが絶え間なくやって来ていたそうです。
驚いたのですが、本来は午後7時閉店のところを、すでに午後10時半まで予約がいっぱいだということです。
お客さんに話を聞いたところ、「この辺りは車社会なのであしたの朝、雪が凍結して車が走れなくなると、どこにも行けなくなる。だからスタッドレスタイヤに慌てて換えに来た」と話していました。
そして、町内を走る「いすみ鉄道」は大雪の影響で竹が線路に掛かるなどして、遅れが出始めているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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