実感温度はマイナス5℃!ボディシートの“ひんやり感”のメカニズムをマンダムに聞く(2022年7月12日)

実感温度はマイナス5℃!ボディシートの“ひんやり感”のメカニズムをマンダムに聞く(2022年7月12日)

実感温度はマイナス5℃!ボディシートの“ひんやり感”のメカニズムをマンダムに聞く(2022年7月12日)

暑い日に重宝されるひんやりグッズを販売している「マンダム」が、ひんやりと感じるメカニズムを知ってもらうためのイベントを開きました。

 化粧品メーカーのマンダムは、ボディシートやスプレーなどひんやりと感じることができるグッズを開発・販売しています。

 (記者リポート)
 「ボディシート自体は冷たくないのですが、拭くとなぜかとってもひんやりと感じます」

 ひんやりと感じるメカニズムを「マンダム製品評価研究所」の高石雅之博士に聞いてみました。

 (マンダム製品評価研究所 高石雅之博士)
 「ひんやり感というのは、冷たさという温度だけではなくて感覚のところ。TRPチャネルを活性化させて冷たさを感じさせる、これがメカニズムです」

 冷たさを感じるのは、皮膚にある通称・冷感センサーと呼ばれる「TRPM8」です。この冷感センサーに冷たいものをあてるとひんやりと感じます。

 一方で、モノ自体が冷たくないミントなどメントール成分を当てることでも、冷感センサーが反応し「冷たい」と感じるのです。

 メントール成分で実際にどのくらい「ひんやり感」を得られるのか、記者が体験させてもらいました。まずは首をボディシートでふきます。このときの「実感温度」を測ってみると、記者の体温が36.2℃であるにもかかわらず、メントール成分により実感した温度は31.5℃。約マイナス5℃の違いが出ました。

 (マンダム製品評価研究所 高石雅之博士)
 「軽くボディシートで体を拭いてからランニングをするとか、お風呂にハッカ油を入れるというのもありますし、より生活者の皆さまにお役立ちできるように色んなことを伝えていけたらと思っております」

 ただ、実際に体温が下がっているわけではないため、これまで通り熱中症には注意して夏を過ごしてほしいということです。

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