“安倍派”後継 一体誰に? 参院選「自民大勝」も新たな懸念(2022年7月11日)

“安倍派”後継 一体誰に? 参院選「自民大勝」も新たな懸念(2022年7月11日)

　11日午後6時から行われている安倍元総理の通夜の現在の様子です。通夜には岸田総理大臣や閣僚をはじめ、多くの国会議員も参列しています。この事件が政治に与える影響とは。

　自民党・岸田総裁：「卓越したリーダーシップと行動力をもって、この国を導いてこられた安倍元総理が残された様々なご功績に敬意を表し、哀悼の誠を捧げたいと思います」

　安倍元総理が演説中、凶弾に倒れたその2日後。

　自民党は改選125議席の過半数となる63議席を獲得しました。

　自民党・岸田総裁：「頂いた議席の数が示すのは、自公政権、岸田内閣に対する信任だけではありません」

　勝敗を左右するといわれる1人区で、自民党は28勝4敗と大勝。

　事件の影響力を示すように、奈良の現場には花を手向ける人波が途切れることはなく…。

　また、永田町自民党本部も献花台を設置。日差しが照り付けるなか、建物を取り囲むように行列ができています。

　自民党・岸田総裁：「安倍元総理の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けてこられた拉致問題や憲法改正など、ご自身の手で果たすことができなかった難題に取り組んで参ります」

　自民党最大派閥のトップだった安倍元総理。岸田政権を支えるとともに大きな影響力もありました。

　今後、誰が安倍氏に代わる後継者になるのでしょうか。

　安倍元総理が亡き今憲法改正は実現するのか。そして自民党内のパワーバランスはどう変わっていくのか。政治部官邸キャップ・山本志門記者の解説です。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>