立憲 “不満くすぶる”政権批判票の受け皿になれず(2022年7月11日)

立憲 “不満くすぶる”政権批判票の受け皿になれず(2022年7月11日)

立憲 “不満くすぶる”政権批判票の受け皿になれず(2022年7月11日)

 野党側は、今回の結果をどう受け止めているのでしょうか。

 (政治部・岡香織記者報告)
 野党第一党の立憲民主党は、物価高対策に焦点を当て政府への追及を強めましたが、政権批判票の受け皿にはなりきれませんでした。

 今回の結果について、泉代表は「厳しいが踏みとどまった」という認識を示していて、自らの進退についても「勢力拡大に向けた努力をしていきたい」と辞任を否定しています。

 党内からは「この体制でいいと思っている人は誰もいない」と執行部に批判的な声も上がっていて、不満がくすぶるなかでの党運営が続きそうです。

 また、全国で32ある一人区で候補者調整が進まず、一本化できなかったことも与党の圧勝を許した要因の一つです。

 野党のバラバラの状況が続くなかで、どのように国会で監視機能を働かせていくのかが課題となります。
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