「与野党で若い人の不安に応える」“野党共闘”には戻れない?国民・玉木代表に聞く(2022年7月10日)

「与野党で若い人の不安に応える」“野党共闘”には戻れない?国民・玉木代表に聞く(2022年7月10日)

「与野党で若い人の不安に応える」“野党共闘”には戻れない?国民・玉木代表に聞く(2022年7月10日)

安倍元総理が応援演説中に凶弾に倒れるという、民主主義の土台を揺るがす事件を経て、参議院選挙は10日に投開票日を迎えました。

◆国民民主党・玉木雄一郎代表に聞きます。

(Q.テレビ朝日の集計では午後23時半現在、国民民主党は3議席の獲得にとどまっています。現在の状況どう見ますか?)

もう少し推移を見守りたいと思っています。選挙区でも比例でも頑張って戦った結果を今待っているところですから。見守りたいと思います。

(Q.野党はそれぞれの存在感を示してきたとは思います。しかし、その力を結集しないことには、なかなか自民党1強の時代は終わらない。立憲民主党・泉健太代表は「自分は中道でいきます」と言っていましたが、そこは玉木代表と似ていませんか?)

我々は綱領に「改革中道」と書いているので、中道そのものです。

今回、全国を回ってすごく感じたのは、若い人が将来に対して希望を持ちにくくなっているなと。

たくさんの学生・大学院生が来てくれて、奨学金の返済の不安、そしてそれを返せるだけの給料をもらえる職に就けないという不安、たくさん聞かせてもらいました。

色んな党派があって、政治ですから、喧嘩するところもあります。しかし、そういう若い人の不安にちゃんと応えていく政治を与野党が協力してやっていかないと、この国自体の底が抜けてしまうのではないかという危機感を感じました。

とにかく政策実現・政策本位で我々はやっていきたいと思っています。

(Q.政策の理念ということについては、自民党も含めて、各党で重なるところが多いと思います。これからも是々非々の野党として活動していきますか?)

その通りです。これはぶれずに進めたいと思います。

2月11日の党大会で、とにかく国民のためになる政策を実現するためには、政策本位で、与野党を超えて連携・協力するというのは、党の活動方針として決めています。

ここはぶれずにしっかり進んでいきたいと思います。

(Q.自民党がもし間違っていた時に、それを止めるだけのパワーを持つ野党が登場しないと、国民も不安になるし、日本自体がかじ取りを間違えかねない。そこに風穴を開ける仕事も大事だと思いますが、どうですか?)

それは一義的に野党第1党の仕事ですね。我々は野党第3党なので、そういうご質問を頂くのは非常にありがたいですが、我々のような身の丈だと、衆参23名で政権交代かというと、現実的じゃないと思います。

とにかく国民のために必要な政策の実現。自民党ではなかなか気付きにくい政策を提案して、実現につなげていくのが、今の私たちの身の丈でいうと役割かなと思っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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