安倍元総理銃撃で奈良県警トップ「警護上の問題があった」 |TBS NEWS DIG
8日、奈良市で安倍元総理が街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、奈良県警のトップが会見を開き、「警護上の問題があったことは否定できない」と述べました。
8日、奈良市で、安倍元総理が参議院選挙の応援演説中に銃撃されて死亡しました。死因は失血死で、警察は奈良市内に住む元海上自衛隊員で無職の山上徹也容疑者(41)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しています。
山上容疑者は銃撃の際、警察官に制止されることなく至近距離まで近づき発砲したとみられています。これについて、奈良県警のトップである鬼塚友章本部長が緊急の会見を開きました。
奈良県警 鬼塚友章本部長
「極めて重大かつ深刻に受け止めております。警護上の問題があったことは否定できない」
ただ、具体的な問題点は確認中だとし、まずは事件の全容解明のため捜査を尽くすとしました。
また、山上容疑者が今年5月まで派遣社員として働いていた会社の社長も、会見を開きました。山上容疑者はフォークリフトで荷物を運ぶ仕事をしていて、当初は真面目だったものの、最近はトラブルを起こすことが多かったと話します。
派遣先の会社社長
「自己流の積載方法等をごり押しするといいますか。『そんなつみかたは、だめですよ』と同僚から指摘を受けると、『そしたらお前やれや』と反抗された」
一方で、小中学校の同級生は…。
小中学校の同級生
「成績優秀で真面目でした。友人が多いという訳ではないが、すごく良い人柄で、みんなから尊敬されていたと思う」
捜査関係者によりますと、山上容疑者は「母親が宗教にのめりこみ恨みがあった。その宗教団体と安倍元総理につながりがあると思った」という趣旨の供述をしているということで、警察は事件に至った詳しい経緯を調べています。
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