参院選“最後のお願い”有権者の審判は…物価や経済対策など争点に(2022年7月9日)
10日、参議院選挙は投開票日を迎えます。選挙戦の最終日となった9日、各党のトップが遊説を再開して支持を訴えました。
自民党・岸田文雄総裁：「物価高騰対策についても具体的にエネルギー、あるいは食料品に特化した政策をしっかり用意をし皆さんの暮らしを守っていく。こうした具体的な策を示していかなければならないわけです」
公明党・山口那津男代表：「公明党は年末までに子育て応援トータルプランを発表させて頂きます。十分とは言えない出産育児一時金の充実やあるいは高校生までの医療費の無償化等々を盛り込んでこれを実行していきたい」
立憲民主党・泉健太代表：「物価が値上がりをしている。でもやっぱり今の政権、政府はなかなかそのことに向き合ってくれない。この日本の国際競争力は低下をしてしまったんです。だからお金の使い方を変えなきゃいけない」
日本維新の会・馬場伸幸共同代表：「日本大改革プランというものを発表しました。柱は3つです。税制の改正、そして社会保障制度の改正。成長分野の育成と働き方改革。日本大改革にチャレンジしていこうではありませんか」
共産党・志位和夫委員長：「税収10兆円、何に使うか色々考えたんですが、最低賃金を1500円に上げるための中小企業の皆さんへの支援に10兆円をドーンと充てようというのが共産党の提案でございます」
国民民主党・玉木雄一郎代表：「これからは我々が提案する教育国債を発行して人を育てることに徹底的にお金を使う。もうケチケチするなと。人を生かさずしてこの国は絶対に成長も復活もしません」
れいわ新選組・山本太郎代表：「私たちは消費税を廃止にしたい。上がった物価を下げるためには一丁目一番地、効果てきめんは消費税を下げることなんですよ。コロナ禍では世界90カ国以上が消費税を減税している」
社民党・福島みずほ党首：「防衛予算11兆円ではなく、子どもたちの給食の無償化、高校、大学の入学金、授業料の完全無料化をやるべきではないでしょうか。憲法9条を改悪させない、戦争はさせない」
NHK党・立花孝志党首：「NHK党の公約ってワクワクしません？受信料払わなくていいんですよ。我々が全部補償するんですよ。皆さんからお金ちょうだいって言いませんよ。参議院選挙に勝ってNHKをぶっ壊す」
参議院選挙の投開票は10日に行われます。
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