「契約違反あった」マスク氏 ツイッター買収を撤回(2022年7月9日)

「契約違反あった」マスク氏 ツイッター買収を撤回(2022年7月9日)

「契約違反あった」マスク氏 ツイッター買収を撤回(2022年7月9日)

 アメリカの電気自動車大手「テスラ」のCEOで起業家のイーロン・マスク氏が、合意していたツイッターの買収を取りやめたことが明らかになりました。

 マスク氏の代理人弁護士は8日、「複数の条項について契約違反があった」として、合意していた買収契約を撤回するとツイッターに書簡で伝えました。

 マスク氏は偽アカウントの割合を把握するための情報を要求してきましたが、ツイッター側が提供しなかったなどとしています。

 一方、ツイッターのブレット・テイラー会長は「買収合意の実施に向けて法的措置を計画している」とコメントを出しました。

 マスク氏は、SNS上の言論の制限が厳しすぎるという考えから「言論の自由を守る」という公約のもとに買収を提案し、ツイッター側と日本円でおよそ5兆9000億円で合意していました。
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