G20外相会談 米中ロが初対面も集合写真見送り(2022年7月8日)
ウクライナ情勢を主な議題とするG20外相会合がインドネシアのバリ島で開かれています。
(久須美慎記者報告)
バリ島の会場では、1時間ほど前から全体会合が始まりました。
対面形式でアメリカや中国、そしてロシアが同席する会合はウクライナ侵攻後、初めてということで各国の注目が集まっています。
会合前にロシアのラブロフ外相が到着しましたが、他の外相の到着時とは少し雰囲気が異なり、ドイツメディアから「なぜ戦争をやめないのか」と問い掛けがありました。これに対してラブロフ外相は特に反応することなく、会場に入っていく一幕がありました。
また、慣例として会合前に行われる全体の写真撮影も今回は見送られました。
一部メディアは、アメリカのブリンケン国務長官がラブロフ外相と写真に収まるのを避ける姿勢をみせていると報じていて、こうした事情が影響したとみられています。
異例ともいえる今回の全体会合は、食糧危機やエネルギー高騰への対応を議論するとみられています。
欧米各国と中ロの応酬が予想されます。
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