「ばらまき避けるべき」「人材への投資を」「防衛にも経済力」参院選前に政治への意見相次ぐ 経済同友会が夏季セミナー｜TBS NEWS DIG
長野の軽井沢で7日から経済同友会の夏のセミナーが始まりました。投票が迫る参議院選挙に向けて経済界は何を期待するのかトップたちに聞きました。
経済同友会 櫻田謙悟代表幹事 SOMPOホールディングスグループCEO
「将来の世代から国債という形で借金をして、今の人たちにバラまくと思われるようなものは避けるべき。国民に少し痛みも必要だということを誠心誠意訴えられるような議論が与野党間で行われることを期待しています」
3年ぶりに軽井沢で開かれた経済同友会の夏のセミナー。
経営者からは、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し物価が高騰する中、政治にリーダーシップを求める声が相次ぎました。
リクルートホールディングス 峰岸真澄会長
「成長戦略を策定して、その実行実現をしていただきたい。人材への投資。企業に対しての成長分野に資源を振り向けていく」
サントリーホールディングス 新浪剛史社長
「何と言っても防衛は非常に重要なイシューだが、経済力がないと防衛もできない。もっともっと賃上げのためにも一番重要なのは質の高い雇用を作ること」
リコー 山下良則社長
「国民に近い政治であってほしい。ちょっと遠くなっているのかなという気がします。地方の意見が上手に吸い上げられる（ように）」
経済同友会は、8日に提言をまとめることにしています。
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