発見2日前からUSJ周辺に宿泊？ 2歳児熱中症死でウソ供述か 大阪(2022年7月7日)
自宅に孫を置き去りで自分たちはUSJに行き、その間に孫は熱中症で死亡…。
保護責任者遺棄容疑で祖母とその内縁の夫が逮捕された事件の捜査で、新たな情報が判明。家を空けていた時間は11時間ではなく、2日間。嘘の供述をしていた可能性が。
先月29日、大阪富田林市の集合住宅で女児が熱中症で亡くなった事件。
亡くなった小野優陽ちゃん（2）は、この部屋で暮らす小野真由美容疑者（46）の三男の子ども、つまり孫でした。
小野真由美容疑者の供述：「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行っていた」
孫を自宅に置いたまま外出した小野容疑者と、その内縁の夫・桃田貴徳容疑者（50）はこれまで、家を出たのは優陽ちゃんが亡くなった先月29日の朝5時と供述。
置き去りにしたのは11時間だったとしていました。
しかし、警察がカーナビや宿泊の履歴を捜査し、さらに供述から新たに判明したのが、小野容疑者らは優陽ちゃん死亡当日の2日前から、USJ周辺のホテルに宿泊していたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は放置していた時間を短く装うため、嘘の供述をしていたとみています。
小野容疑者らは家を出てから一度も帰宅していないとみられ、さらに、事件発生当日の先月29日もUSJ周辺のホテルに予約を入れていたことも判明。
2歳の孫を自宅に置き、3日間外泊の予定だったことになります。
優陽ちゃんがいた部屋はエアコンと扇風機がつけられていましたが、優陽ちゃんはベビーサークルの中に閉じ込められ、その四方すべてに、すき間なく板が張られていたということです。
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