“出雲のイナズマ”里見女流四冠 「女性初プロ棋士」挑戦へ(2022年7月6日)
里見香奈女流四冠(30):「正直、自分の実力からすると厳しい戦いにはなると思うんですけど、その試験までにできる限りのことをして全力で挑みたいと思っております」
将棋の里見女流四冠です。
里見女流四冠は、5月に直近の公式戦で10勝以上かつ勝率6割5分以上という条件を女性として初めて満たし、来月「プロ棋士」への編入試験に挑戦します。
里見女流四冠は島根県出雲市出身。
攻撃的な指し回しから、“出雲のイナズマ”と呼ばれています。
2013年には、女流史上初の五冠に輝きました。
藤井聡太五冠の人気で盛り上がる将棋界。
当時、高校生の藤井七段が公式戦で初めて女性と対局したのは里見女流四冠でした。
実は、将棋界では「棋士」と「女流棋士」は別制度で、今まで「棋士」になった女性はいません。
里見香奈女流四冠:「これだけ多くの方々に注目して頂けるのは、大変うれしいと思うと同時に、そういうことが珍しくないような社会になれば良いなと思う」
里見女流四冠が受ける編入試験は、1カ月に1人ずつプロの棋士と対局し、5戦のうち3勝すれば合格となります。
里見香奈女流四冠:「奨励会を含めて対局したことは5人の先生すべてとありまして、1局1局対策はしっかりと練っていかないといけない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く