降り始めからの雨量が３００ｍｍ超える…県道では土砂崩れが発生 和歌山・串本町（2022年7月5日）
７月５日午前、台風４号は九州で温帯低気圧に変わりましたが、近畿地方と徳島県では引き続き、大雨・土砂災害・河川の増水に警戒が必要です。
徳島県阿南市の蒲生田では７月２日の降り始めから５日午前１１時までの降水量が２００ｍｍを超えました。
（記者リポート 徳島・阿南市 ７月５日）
「午前１１時半です。雨脚が強くなってきました。側溝の水が道路にあふれています」
阿南市には５日朝に土砂災害警戒情報が発表され、一部地域に避難指示も出されていましたが、５日夕方までにいずれも解除されました。
和歌山県でも５日朝から激しく雨が降り、午後３時半時点も多くの市町村で大雨警報が発表されています。串本町の潮岬では３日の降り始めから５日正午までの降水量が３００ｍｍを超え、県道の潮岬周遊線で土砂崩れが発生。片側通行となっています。
（復旧工事の作業員）
「まだ（土砂が）ポロポロ落ちるような感じがするんでね。（本格撤去は）まだ難しいかな。雨もまだ降って来そうやしね」
また、串本町では国道４２号で６月下旬にのり面が崩落。応急復旧は完了していましたが、安全確保のため、７月５日午後１時すぎから上下線とも通行止めになっています。
高速道路では、紀勢自動車道の南紀白浜ＩＣ－すさみ南ＩＣが上下線とも通行止めに。鉄道ではＪＲきのくに線の御坊－新宮が終日運転見合わせとなっています。
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