ことし景気の空模様は・・・晴れ?曇り? 新年祝賀会で大企業トップ直撃(2022年1月5日)

ことし景気の空模様は・・・晴れ?曇り? 新年祝賀会で大企業トップ直撃(2022年1月5日)

ことし景気の空模様は・・・晴れ?曇り? 新年祝賀会で大企業トップ直撃(2022年1月5日)

 今年も動き出していますが、大企業のトップはこの先の景気の動向をどう見ているのでしょうか。番組の直撃取材に空模様で答えてくれました。

 経済界のトップや総理大臣も出席して行われる、恒例の経済3団体新年祝賀会。

 岸田文雄総理大臣:「コロナ克服のめどをしっかりと付けたうえで、経済のV字回復を成し遂げていきたいと考えます」

 オミクロン株の拡大や、悪化する米中関係など大きな不安要素もあるなか、日本の大企業のトップは、景気の動向をどう見ているのでしょうか。

 まずは、趣味が家庭菜園。育てた野菜で料理を作って家族にふるまうのが楽しみ、というローソンの竹増貞信社長(52)。

 ローソン・竹増貞信社長:「(Q.コンビニ業界の見通しを空模様で表すと?)今『曇り、時々晴れ』みたいな・・・。ここからやっぱり快晴に向かっていきたいなと」

 毎年、新戦略を話してくれる竹増社長ですが・・・。

 ローソン・竹増貞信社長:「(Q.他のメディアに言っていないことを何か教えてもらえますか?)色々、今年もね・・・。ここまでいっぱいあるんですけど」

 コロナ禍でも、熊本や北海道の災害現場を回った竹増社長。そこから得たというヒントだけ教えて頂きました。

 ローソン・竹増貞信社長:「やはり(コンビニは)平時はより効率的に、有事は非常に災害に強い。そういうのを『デジタル』で解決していく」

 趣味は、筋トレと読書。去年、「45歳定年制にして会社に頼らない姿勢が必要だ」と発言し、物議をかもしたサントリーの新浪剛史社長(62)は・・・。

 サントリー・新浪剛史社長:「これ(晴れ)ですかね。本当はこっち(快晴)にしたかったんですけど、あまりにも円安だし、あまりにもサプライチェーンも東南アジア、中国厳しい。原料も高い」

 とは言いながら、「晴れ」と見込むのにはある戦略構想があるそうです。

 サントリー・新浪剛史社長:「去年、おととしと、ずっと続いてきているのが『安売り合戦』的なものがあったわけですね。私たちは乗らずに業界発展のために『革新的商品』『それを届ける仕組み』をやっていきたい」

 コロナ禍で、最も打撃を受けた業界の一つ、航空業界。庭で「夏みかん」を育てるのが趣味という、ANAホールディングスの片野坂真哉社長(66)は・・・。

 ANAホールディングス・片野坂真哉社長:「『曇りのち晴れ』でございます。国内線は晴れ、国際線が曇り、貨物は晴れ」

 さらに、独自の新戦略構想も・・・。

 ANAホールディングス・片野坂真哉社長:「航空(関係の)一本足打法だけでは非常にパンデミックに弱いので、今年は春に面白いアプリなどを含めたプラットホーム事業に力を入れます。航空が間違いなくメインなんですけど、これを支える『第2の柱』を作っていきたいと思います」

 去年は、緊急事態宣言による入場制限や時短営業、値上げラッシュなどもあり、取り巻く環境が厳しかったデパート業界。松屋・秋田正紀社長(63)は・・・。

 松屋・秋田正紀社長:「年末年始の商戦は非常に好調なので、今までに比べれば「曇り』で、さらに期待感を込めて『晴れ間』が見えてほしいな・・・」

 大和証券の中田誠司社長(61)からは土砂降り予報も。

 大和証券グループ本社・中田誠司社長:「基本的には晴れで、たまに土砂降りと・・・。アメリカ大統領の中間選挙。日本も参議院選挙があるんですけど、結構、選挙の多い年でもありますし、そういう意味では、地政学的なリスク。そういうものが顕在化した時には、瞬間、土砂降りになる可能性もあると思う・・・」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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