“炎天下”車内は短時間で危険な状態…怖い「車内熱中症」 どう防ぐ?(2022年7月1日)

“炎天下”車内は短時間で危険な状態…怖い「車内熱中症」 どう防ぐ?(2022年7月1日)

“炎天下”車内は短時間で危険な状態…怖い「車内熱中症」 どう防ぐ?(2022年7月1日)

 この暑さのなか気を付けなければいけないのが、車の中での過ごし方です。車内の熱中症、注意が必要です。

 山梨県にある談合坂サービスエリアでは、少しでも暑さから逃れたいという人たちの車でにぎわっていました。

 東京から上高地(長野)方面に向かっている母娘:「東京から上高地の方に。暑くて…。ちょっと東京が真夏くらいの暑さになっているので」「キャンプに連れていくインコちゃんたちなんですけど、トイレ休憩のほんの5分、10分でも絶対、車の中に生き物は置いておけないですね」

 気になるのは、やはり車内での熱中症のようです。

 1日の熱中症警戒アラートは23都県で発表。談合坂サービスエリアのある山梨県も含まれています。

 JAF=日本自動車連盟が実施したテストでは、炎天下に放置した車の車内温度は、わずか10分で12℃以上上昇して、ダッシュボードは55℃を超える結果に。

 短時間で急上昇する車の中の温度。皆さんは、どのような対策をしているのでしょうか。

 キャンプに向かう家族:「窓を開けています」

 東京から上高地(長野)方面に向かっている母娘:「絶対にフロントガラスにサンシェードをする」

 でもご注意を。JAFのテストでは、サンシェードを使った場合、ダッシュボードの温度上昇は抑えられたものの、何も対策をしていない場合と比べて、車内温度の上昇にはほとんど違いはみられませんでした。

 車の中に、子どもやペットを残していくなど言語道断ですが…。

 先月30日、北海道旭川市では、生後4カ月の男の子を駐車場に止めた車の中に放置してパチンコに行っていたとして、20歳と19歳の両親が逮捕されました。

 東京・八王子市。吹き出す汗を拭いながら調理をしているのは、キッチンカーの中。このお店の主力商品は「からあげ」。揚げ物です。

 MIRAI KITCHEN・児玉健二さん:「いかに熱中症にならないか、車内でどういう設備が必要なのか、1年1年勉強しながら今に至ってます」

 夫婦で切り盛りしているこのお店は今年で3年目。揚げ物は去年から始めたといいます。

 MIRAI KITCHEN・児玉健二さん:「2年目から扇風機を入れまして、3年目にスポットクーラーにしました」

 室外機がいらずコンパクトなスポットクーラーは、狭い車内にも置くことができて、強い味方だそうです。

 それでも、キッチンカーの中をサーモカメラで撮影すると、この状態。やはり、基本的な熱中症対策が欠かせないそうです。

 MIRAI KITCHEN・児玉健二さん:「水分補給、あと塩あめ。適度な塩分補給しながらやっています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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