吉村知事「第6波の入り口にいる状況」3か月ぶり200人超…急激な感染拡大に警戒(2022年1月5日)

吉村知事「第6波の入り口にいる状況」3か月ぶり200人超…急激な感染拡大に警戒(2022年1月5日)

吉村知事「第6波の入り口にいる状況」3か月ぶり200人超…急激な感染拡大に警戒(2022年1月5日)

大阪府では1月5日、新たに244人の新型コロナウイルス感染が判明しました。大阪府の吉村洋文知事は「第6波の入り口にいる」との考えを示しました。

 (大阪府 吉村洋文知事 1月5日)
 「200人を超える陽性者が確認される見込みです。第6波に入っていると思います。第6波の入り口にいる状況だと思います」

 1月5日に現状を“第6波の入り口”と話した大阪府の吉村洋文知事。1日の感染者数が200人を超えるのは去年の10月6日に209人となって以来で、3か月ぶりです。

 大阪府は1月4日までに新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」の感染者が145人確認されていますが、こうした状況を踏まえて吉村知事はオミクロン株患者への対応について、原則「全員入院」としていた方針を見直し、重症化リスクの低い患者は「宿泊療養」に切り替えると述べました。

 感染が拡大する中、大阪府民を対象に無料でPCR検査を行っている検査場には朝から検査を受ける人の姿がありました。

 (検査を受けた接客業の人)
 「(店に)お客さんがたくさん来られるじゃないですか。もし自分がうつっていて、うつしてはいけないという思いもあって。受けないよりは受けておいたほうがいいんじゃないかな」
 (検査を受けた人)
 「主人が朝にちょっと熱を出したので、もう下がっているんですけれど、もしかしてと思って」

 この検査場では、無料PCR検査がはじまった12月27日から徐々に利用者が増えて、年末には1日で1200人を検査したこともあったといいます。年明け以降、検査を受ける人は減ったといいますが、大阪PCR検査センター法人営業部の小林一志総括部長は次のように話しています。

 (大阪PCR検査センター法人営業部 小林一志総括部長)
 「陽性者が増えているんです。(検査する)人数が半分くらいになっているけど陽性者が増えているというのが現状ですね」

 大阪市北区のPCR検査場では、1月3日に検査を受けた約500人のうち3人が陽性だったといいます。

 (大阪PCR検査センター法人営業部 小林一志総括部長)
 「(Q第6波が現実味を帯びている?)99.9%年末年始から今の状況を見ると(第6波が)来ています。来るしかないくらい陽性者が増えているのが現状ですね」

 一方、隣接する兵庫県では1月5日に新たに59人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。去年10月以来の50人超えという状況に兵庫県の斎藤元彦知事は、無料のPCR検査場を3倍に増やすなど体制を強化して警戒にあたる方針を示しました。

 (兵庫県 斎藤元彦知事 1月5日)
 「社会経済活動をワクチン検査パッケージなども活用しながら感染対策と医療提供体制を確保し、このバランスをできるだけ努力してやっていきたいと思っています」

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