【キキクル】色表示が変わる…すでに災害発生・切迫の「黒色」新設
連日、猛暑が続いていますが、これから秋にかけては大雨への備えも大切です。30日から気象庁の大雨災害の危険度分布「キキクル」の色の表示が変わります。
気象庁のホームページで公開されている大雨災害の危険度分布「キキクル」。大雨による土砂災害や浸水、洪水のおそれがどれだけあるか地図上に色分けして表示されています。
リアルタイムで自分がいる場所の危険度が確認でき、早めの避難などに活用してもらうツールの1つです。
30日からこのキキクルの色の表示が変わり、これまでなかった「黒色」が新設されます。黒色はこれまで最も危険度が高いことを示していた「濃い紫」よりさらに上の情報で、すでに災害が発生していたり、切迫している状況を示しています。
また、これまで「キキクル」で“危険”とされていた「濃い紫」と「うす紫」の2つは統合され「紫色」に一本化されます。
例えば去年8月に広島で大雨が降ったときの危険度は、新しい表示だと色分けが変わります。「黒色」となったときにはすでに避難が厳しい状況になっていますので、「黒色」の表示を待つことなく、「紫色」が出たときには速やかに安全な場所に避難することが大切です。
(2022年6月30日放送「news every.」より)
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