韓国人が日本の“ゴルフ場”“昭和レコード”に熱視線 羽田-ソウル線 2年ぶり再開(2022年6月30日)

韓国人が日本の“ゴルフ場”“昭和レコード”に熱視線 羽田-ソウル線 2年ぶり再開(2022年6月30日)

韓国人が日本の“ゴルフ場”“昭和レコード”に熱視線 羽田-ソウル線 2年ぶり再開(2022年6月30日)

 新型コロナウイルスの影響で運休していた羽田とソウルの金浦(キンポ)空港を結ぶ航空路線が29日、2年3カ月ぶりに再開しました。この機会に韓国からは、日本のゴルフ場に熱い視線が注がれています。

■韓国“ゴルフブーム”…日本はプレー代“5分の1”

 韓国の民族衣装を身にまとった職員に出迎えられる到着客。一人ひとり記念品が手渡され、空港は歓迎ムードに包まれました。

 金浦→羽田の利用客:「交流が盛んになって、観光も盛り上がればいいなと思います」

 そんな状況に胸を躍らせているのが、韓国の“ゴルファー”たちです。

 韓国のゴルファー:「入国規制が緩和されれば、友人と日本でゴルフがしたいです」

 新型コロナの影響で今、韓国では密にならない“ゴルフ”が空前のブームとなっていて、ゴルフ場のプレー料金も高騰。その結果、旅行代金を合わせても、日本でプレーした方が安い状況になっているのです。

 T&G NETWORKS JAPAN・鄭永眞(チョン・ユンジン)社長:「ソウルを中心とした首都圏では、キャディー費とカート代を含めると4万円近くかかる。日本では、お客様の平均は7500円ぐらい」

 日本で2つのゴルフ場を経営し、韓国人客を呼び込んでいる鄭社長の元には、すでに問い合わせが殺到しているといいます。

 T&G NETWORKS JAPAN・鄭永眞社長:「日本政府が6月10日から、一般の観光客を受け入れるという発表があってから、かなりの問い合わせが殺到していて、7月後半から団体ビザを申請して受け入れを始めております」

■円安進み 日本は「ゴルフ天国」

 歴史的な円安も追い風となっています。29日の外国為替市場では、円相場が一時1ドル=137円台に値下がりし、およそ24年ぶりの円安水準をつけました。

 対ウォンでも円安が進んでいて、韓国人にとって「ゴルフ天国」となっている日本。安いのはプレー料金だけではありません。

 T&G NETWORKS JAPAN・鄭永眞社長:「(日本のゴルフ場は)10億円以下で買えると思っている。それが韓国と比べると、10倍以上の差が出ている。外国から見れば、日本に投資しやすいということになっている」

■韓国で“昭和レコード”人気爆発

 韓国人が注目している日本のレジャーは、他にもあります。

 実は今、韓国では若い世代を中心に日本の70年代から80年代のレコードの人気が爆発しています。

 レコード店代表:「販売量は、おととしから急激に増えました。以前500円、1000円だったものが、1万円になっている。価格は20倍くらいになっているものもあります」

 韓国で人気のDJがネットに上げた動画などをきっかけに、ブームに火が付いた昭和の音楽。

 新型コロナの影響で来日が難しかった分、韓国のファンたちは、本場・日本のレコードショップでの買い物を楽しみにしているといいます。

 日本のレコードを買いに来た客:「日本に行けば、たくさんのレコードがそろっているので、選ぶ楽しみがあると思います。必ず行こうとネットで聞きながら期待に胸を膨らませています」

(「グッド!モーニング」2022年6月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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