マグロ初競り1688万円!豊洲市場に“おなじみの顔”(2022年1月5日)

マグロ初競り1688万円!豊洲市場に“おなじみの顔”(2022年1月5日)

マグロ初競り1688万円!豊洲市場に“おなじみの顔”(2022年1月5日)

 新年恒例の東京・豊洲市場のマグロの初競りが行われました。落札されたのは、青森・大間産。価格は1688万円です。

■“211キロ”の一番マグロ

 5日午前5時10分ごろに豊洲市場で始まった新年恒例、マグロの初競り。一番マグロを競り落とそうと、緊迫したやり取りが続きます。

 そして、一番マグロは、211キロの大間産のマグロ、1688万円。去年の2084万円に比べ、およそ400万円、値を下げた形となりました。

 例年、一番マグロを水揚げしている青森県の大間町。4日、年明け最初のマグロ漁が行われました。今回は、年末に水揚げされたものを含め、20本のマグロが豊洲市場に出荷されました。

 3年前には、278キロのマグロが史上最高値の3億3360万円で落札。去年まで10年連続で、大間産マグロが最高値で競り落とされています。

 大間からは、今回も200キロ級の大物が出荷されました。そのうちの1本を揚げた漁師は「うれしいですね。いや何とか、期待している。200キロの方・・・何とかね、一番マグロ」と話します。

■“お馴染みの顔”現る

 午前4時15分すぎ、豊洲市場に、ここ数年初競りを盛り上げてきた、お馴染みの顔が現れました。「すしざんまい」を運営する木村清社長です。

 去年は、コロナの影響で外食が自粛ムードだったことから、最高値で競り落としませんでした。

 「すしざんまい」を運営 喜代村・木村清社長:「(Q.この初競り、木村社長はどんな思いで臨むのか?)良いマグロをね、また見つけて買って、皆に食べて頂けるように頑張ります」

 午前5時ごろには、去年、一番マグロを2084万円で競り落とした銀座ですし店などを経営するオノデラグループ関係者の姿も見えました。

 鮨 銀座おのでら・坂上暁史総料理長:「少しでも縁起の良い物を仕入れて、皆さまに一年をより幸せに過ごして頂きたいなぁという思いで、臨んでいきたいと思います」

 午前5時10分、初競りが始まりました。ずらりと並んだマグロが、次々と競り落とされていきます。

■釣り上げた漁師は・・・

 5日、一番マグロとなったのは、年の瀬の12月30日に大間で水揚げされた211キロのマグロでした。大間産の一番マグロは、11年連続です。

 競り落としたのは、2年連続、オノデラグループでした。釣り上げた漁師は、菊池一夫さん。水揚げ直後には・・・。

 一番マグロを釣り上げた菊池一夫さん:「(Q.どうですか?今の気持ちは?)(釣ったマグロが)初競りにいけるんで良かった。いい。釣れれば、何でもいい」

 謙虚に話していた菊池さん。一番マグロとなった喜びを、こう語りました。

 菊池一夫さん:「豊洲の方から、電話来たんですよ。『一番マグロで競り落とされましたよ』っていう感じで。ベッドからトランポリン状態で跳ね上がってしまいましたね」

(「グッド!モーニング」2022年1月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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