東電管内 あすも「電力需給ひっ迫注意報」を継続 節電に向け取り組み進む|TBS NEWS DIG
きのうから続いている東京電力管内での「電力需給ひっ迫注意報」、あすも継続されることになりました。節電に向けて様々な取り組みが進んでいます。
埼玉県にある東京ガスの施設です。
東京ガスES 入江直彦副所長
「こちらが予備のガスタービン発電装置です」
異例の暑さによる電力不足で東京電力から要請を受け、予備の発電装置をきのうから稼働。およそ2000世帯分の電力を供給しています。
東京ガスES 入江直彦副所長
「皆様に貢献できるように努力して省エネに励んでいきたい」
厳しい暑さで電力供給の余力を示す予備率が5%を下回るとの予測から、政府はきょうも東京電力管内の「電力需給ひっ迫注意報」を継続しました。
萩生田経済産業大臣
「特に夕方の時間帯を中心に厳しい電力需給が想定されるため、熱中症には十分に注意しつつ、できる限りの節電をお願いしたい」
取り組みは都内の大手企業でも…
記者
「こちらのオフィスでは、きのうからフロアの一部を消灯しています」
注意報を受け、フロアの電気はほとんど使っていません。空調も28℃に設定。さらにエレベーターの稼働を一部停止するなどしています。
一方、都内の家電量販店では…
客
「スポットクーラーとか、窓につけられるようなクーラーを探している」
買いに来たのは、窓枠に取り付けるだけの床に置くクーラー。テレワーク用の小部屋を設ける人が増えたいま、人気だといいます。
家庭でも節電を考える人に人気なのが、節電効果が高い高性能エアコンです。値段が高くても長期的には電気代が抑えられるといいます。
ビックカメラ 達木志門さん
「一日家でつけていても電力を気にしないで良いもの、エアコンなど省エネを気にする方もいらっしゃいます」
電力使用の我慢はいつまで続くのか?
政府はあすも東京電力管内で「電力需給ひっ迫注意報」を継続すると発表しました。
きのうから「電力需給ひっ迫準備情報」が出されていた北海道電力と東北電力管内については、電力の余力を十分確保できる見通しとなり、注意報は出さないということです。
こうした中、電力ひっ迫を受け、発電会社のJERAが前倒しであすから再稼働する予定だった火力発電所の稼働が1日ずれ込むと発表。再稼働により予備率はおよそ1%改善する見通しでしたが、ずれ込んだこともあり、電力需給の綱渡りは今後も続きそうです。
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