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バイデン大統領「悲劇的な過ちだ」 米最高裁、中絶の権利認めず 約半世紀ぶり判断覆す・・・全米各地で大規模デモ広がる|TBS NEWS DIG
アメリカでは人工妊娠中絶をめぐる最高裁判所の判断がおよそ半世紀ぶりに覆され、各地で大規模なデモが広がっています
アメリカの連邦最高裁は、24日、人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めた1973年の判断を覆しました。
中絶の権利に反対
「判断が覆って、とても最高。この判断は何百万人という命を救うことになります、最高の決定です」
中絶の権利に賛成
「判断が出たとき泣いてしまって母親に電話しました。気持ちの整理がつきません」
アメリカ バイデン大統領
「最高裁はアメリカ国民から憲法上の権利を奪った」
バイデン大統領は「悲劇的な過ちだ」などと批判。
人工妊娠中絶はアメリカで長年、国内世論を二分するテーマで今回の判断を受け、全米各地で大規模な抗議デモが行われています。11月に行われる中間選挙でも大きな争点となりそうです。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 ブラッド・シアーズ氏
「有色人種を中心に低所得の女性が特に影響を受けます」
一方、中絶を希望する女性がカリフォルニア州など中絶を制限しない州に出向くケースが増えることが予想されています。
カリフォルニア州議会は渡航費や宿泊費などを補助する法案も検討しています。
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