【奇抜】マンション“頭金”にニンニク? 購入で豚プレゼントも…中国で異変(2022年6月24日)
中国の不動産業者のチラシではニンニクや小麦がマンションの頭金になるとアピール。さらに、マンションを買ってブタをプレゼントというものもあります。中国で何が起きているのでしょうか。
最近、小麦が中国の検索ランキング入りする騒ぎに。その理由は…。
中国「人民日報」:「小麦をマンションに変える。最高で約320万円(16万元)のマンションの頭金にできる」
なんと、小麦でマンションの頭金を払えるというのです。このキャンペーンでは、小麦1キログラムを約80円として最高で約320万円までOKだそうです。
農家:「良いことだと思いますよ。私がもし、すぐに家が必要でしたら、そうしたいと思います」「必要がある人にとってはいいかもしれません」「(Q.もし数万キロの収穫量があればそうしますか?)それくらい収穫量があればそうしたいけど、そんな大量に持っていませんからね」
中国で“奇抜”なマンション購入キャンペーンが次々登場。
最高で頭金約200万円(10万元)をニンニク1万キログラムで払えます。
さらに「マンションを購入したらブタ1頭をプレゼント」や「マンションを購入したら仕事を3つ与える」といったものまであります。
ちなみに中国メディアによりますと、小麦やニンニクで頭金を払えるキャンペーンはどちらも終了。
小麦の売買は成立せず、ニンニクは30件が成立し、合わせて43万キログラムのニンニクで頭金が払われたといいます。
なぜ、ここまで必死なのか。
背景には中国の“不動産バブル”の減速があります。
今年1月から5月では全国31の省などのうち、27で住宅価格が下落し、5月の住宅販売面積は前の年の同じ月と比べて37%です。
街中では建設途中のまま工事がストップしたマンションが…。
不動産業は関連産業を含めると中国のGDP(国内総生産)の3割近くになります。
不動産業界の減速は中国経済の減速に直結するため、中国政府は危機感を抱いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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