「×印」「謎のステッカー」首都あちこちに・・・ロシア軍“攻撃の目印”か(2022年3月1日)

「×印」「謎のステッカー」首都あちこちに・・・ロシア軍“攻撃の目印”か(2022年3月1日)

「×印」「謎のステッカー」首都あちこちに・・・ロシア軍“攻撃の目印”か(2022年3月1日)

 ウクライナの市民生活にも、影響が出ています。

■首都キエフ 防空壕生活・・・パンに行列

 キエフ在住・パルホメンコ・ボグダンさん:「一時期は、皆、死ぬんじゃないかなみたいな雰囲気だったんですが、幸い今、生きています」

 撮影しているのは、日本育ちのウクライナ人、パルホメンコ・ボグダンさんです。

 ボグダンさん:「今、防空壕(ごう)に戻ります。空襲警報が5分くらい前に出て、ずっと防空壕のほうに行っている感じです。本当にボロボロですけど、壁はすごく厚いので、空襲が来ても問題ないはずです」

 食料を買うために、外に出てみました。

 ボグダンさん:「やっぱり食べ物は、少なくなっているみたいですね。水とかも少ないし。パンを買うために、皆、並んでいます」

■攻撃標的?首都のあちこちに“×印”

 さらに今、市民を不安にさせているものがあります。

 ウクライナの高速道路を管理する政府機関が、フェイスブックに投稿した画像です。

 道路にスプレーのようなもので書かれた緑のバツ印。ロシア軍が“攻撃の目印”のために書いたものだといいます。

 他にも、様々な色のマルやバツ印があります。政府機関側は発見した場合、見えなくするように呼び掛けています。

 ウクライナの政府機関・UKRAVTODOR(公式フェイスブックから):「敵のロシア軍が目印として使用しています。土、泥で塗って下さい。すぐに警察に報告して下さい」

 こうしたマーキングは、道路以外にもありました。

 ウクライナ・エネルギー庁(公式フェイスブックから):「警戒を怠らず、ガスのパイプラインなどに注意を払って下さい」

 ウクライナのエネルギー庁がSNSに投稿したのは、謎のステッカーが貼られたガスのパイプラインの画像。このステッカーにも、的のような印が描かれていました。

 ウクライナ・エネルギー庁(公式フェイスブックから):「可能であれば、ステッカーをはがすか、何かで覆い、土や粘土で塗って下さい」

 ウクライナのWEBメディアは、これらのマークはロシア側の工作員が付けているもので、国内の様々な場所で増えていると報じています。

(「グッド!モーニング」2022年3月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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