【知床観光船事故】国後島で発見の2遺体…甲板員と“プロポーズ相手”女性のDNA型と一致
北海道知床沖で観光船が沈没した事故で、国後島で見つかった2人の遺体について、甲板員の男性と乗客女性のDNA型と一致したとロシア側から日本側に連絡があったことがわかりました。
国後島の西岸で先月に見つかった男女2人の遺体については、日本側は今月9日に複数の乗船者のDNA型情報を送っていてロシア側が鑑定を進めていました。
海上保安庁によりますと、ロシア側は23日、この2人の遺体が乗船者のDNA型と一致したと外交ルートを通じて日本側に連絡してきたということです。
政府関係者によりますと、DNA型が一致したのは甲板員の曽山聖さんと、北海道北見市在住で一緒に乗っていた男性からプロポーズを受ける予定だった関ゆちかさんです。すでに家族に伝えているということです。
今後、遺体の引き渡しにむけて時期や方法などを外交ルートを通じて調整します。
引き渡し後には海上保安庁があらためてDNA鑑定し身元の確認を行うということです。
(2022年6月24日放送「news every.」より)
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