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「高級ウイスキーを中国で…」10億円給付金詐欺 “六本木人脈”集金の手口とは (2022年6月23日)
持続化給付金の詐欺事件で22日にインドネシアから帰国し逮捕された谷口光弘容疑者(47)。その谷口容疑者とともに「グループ急拡大のキーマン」とみられているのが太田浩一朗容疑者(34)です。「六本木人脈」と呼ばれるネットワークを使い、どうお金を集めていたのか、その具体的な手口が分かってきました。
“六本木人脈”。その成り立ちが徐々に分かってきました。
22日にインドネシアから帰国し、逮捕された谷口容疑者。その容疑者に高級酒をおごり、近付いたのが太田容疑者です。
グループ関係者:「太田(容疑者)は六本木で店長をやっていた時に、飲み放題にない高い国産ウイスキーなどを羽振りの良い客に提供し、仲良くなるのが好きだった」
22日、逮捕された太田容疑者。グループ急拡大の“キーパーソン”と目されています。
太田容疑者を知る人:「仕事している感じは真面目な感じだったけど、交友関係がセレブの人が多いような感じ。『港区セレブ』と言われる人たちが多かった」
グループ関係者:「太田は谷口から給付金詐欺の話を聞き、店で培った人脈で『何千人も集めるので、でっかい仕事をしましょう』などと協力を申し出た」
逮捕されているのは、谷口容疑者ら元妻や息子たち家族4人。三重から上京した谷口容疑者。
六本木の店を中心に、勧誘役となったとみられるのが太田容疑者です。
逮捕前、太田容疑者は人を紹介していたことは認めていました。
太田容疑者(逮捕前、番組の取材に対し):「谷口(容疑者)を紹介したのは僕。まず、5人から6人くらいにそこから広まっていった。『詐欺にはならない、捕まらない』とは谷口(容疑者)から言われていた」
どのように金を集めたのか。ここでも高級酒を使っていました。
グループの関係者:「太田容疑者らのグループは、東京での申請をすべて行っていた。(太田容疑者は)他にも様々な人から多額の借金をしている。手口は『高級ウイスキーがキャンペーンで当たった』『中国に持っていけば数千万円で売れるから、買いませんか?』など。返金しておらず使い道も分かっていない」
2人を知る人は、太田容疑者が主導権を握っていたと話します。
2人の容疑者を知る人:「(太田容疑者について)太田さんはバツイチで若い。周りに羽振りがいい。高級外車に乗っているとか」「(谷口容疑者について)本当にかっぷくのいいおじさんでした。別に羽振りもいいわけではないし。谷口さんは頭が回る人ではないので、どちらかといえば悪知恵が働くのは太田さん」
一方、逮捕後のインドネシアでの行動で分かったことがあります。
谷口容疑者から連絡を受けた男性:「日本で、誰か引き継ぐ先がいないかと相談があった」
知人に“ある引き継ぎ”を頼んでいました。
今月、インドネシア警察に逮捕された谷口容疑者。その勾留施設から連絡を受けた人物に話を聞くことができました。
谷口容疑者から連絡を受けた男性:「(谷口容疑者から連絡があったのは)1週間くらい前から、きのう(逮捕前日)にかけてですね。インドネシアは(勾留中でも)お金を払えば携帯も使える。とりあえず焦っているという感じですね」
焦る様子で“あるお願い”をしてきたそうです。
谷口光弘容疑者:「谷口です。ナマズの養殖はものすごく儲かるビジネスなので、ぜひお願いします」
谷口容疑者がインドネシアで手掛けていたナマズの養殖。
日本でもナマズの輸入は、ここ10年で8倍以上に増えています。インドネシアで逮捕された後も、養殖の引き継ぎ先を探していたそうです。
谷口容疑者から連絡を受けた男性:「複数に声を掛けているということで、インドネシアに今400万匹ナマズがいると。1匹あたり30円で売却できると、1年間で450万円くらい餌(えさ)代にかかるんで、売り上げ1億2000万円(400万匹×30円)で餌代450万円で、そういうのを引いたとしても、5、6000万円くらいの利益が出るビジネスだと。これを日本で誰か引き継ぐ先がいないかと相談がありました。何か返済だとか、お金を作りたいと言ってました」
勾留された後も、ビジネスに貪欲(どんよく)だったようです。
谷口容疑者から連絡を受けた男性:「私はやらない。やらないというか、やれない。なかなか海外での養殖事業が難しくて、現地の方々とコミュニケーションを取らなくてはいけないので難しい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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