中国の地元政府 コロナ対策アプリ乱用問題で党幹部ら処分(2022年6月23日)
中国で新型コロナウイルス対策アプリを乱用し、市民の抗議を抑え込んだ問題で、地元政府は「みだりな操作があった」と認め、市の共産党の幹部らを処分しました。
中国の投資会社の傘下にある複数の地方銀行では、4月から8000億円規模の預金が引き出せなくなっています。
河南省鄭州市では13日、返還を求め抗議に訪れた預金者らの新型コロナ対策アプリが次々に「隔離措置」を要求する赤色表示になり、預金者らが施設に拘束される事態も起きました。
この疑惑について地元政府は22日、預金者1317人に対して「みだりな操作があった」と発表しました。
そのうえで、「社会に悪影響をもたらす典型的な乱用だ」として、市の共産党の法律部門や新型コロナ対策部門の幹部ら5人を党や政府の職務を解くなどの処分にしました。
一方、預金者からは「個人情報をどこから手に入れたのか」などと、さらなる追及を求める声が上がっています。
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