“被爆の人体への影響” 核禁条約の締約国会議で被爆者訴え|TBS NEWS DIG
核兵器禁止条約の初めての締約国会議は22日、2日目の会合が行われ、被爆者の医師が核兵器が人体に与える被害の甚大さなどを訴えました。
オーストリアのウィーンで行われている核兵器禁止条約の締約国会議は22日、2日目の会合が行われ、長崎出身の被爆者で医師の朝長万左男さん(79)がスピーチを行いました。
朝長万左男さん
「被爆者の中には2つ目や3つ目のがんを患っている人もいます。被爆者たちは一生、がんと付き合わなければいけません。4年前、ついに私自身も前立腺がんだと診断され、現在は放射線治療法を受けています」
また、日本が被爆国でありながら、アメリカの核に守られている現状について触れ、「悲しく思う」と述べました。
会議にはアメリカと核を共有するNATO=北大西洋条約機構のメンバーで、オブザーバーとして参加したドイツ、ノルウェー、オランダが発言し、「将来的に核のない世界を目指す」という目標には賛同したものの、条約の批准についてははっきりと否定しました。
ドイツ代表
「核兵器が存在する限り、NATOは核同盟であり続けます」
締約国会議は23日が最終日で、成果文書が採択される予定です。
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