男性社員の自殺「パワハラや過重労働が原因」遺族が住宅建築会社を提訴(2022年6月23日)
住宅建築会社に勤めていた40代の男性が自殺したのは職場のパワーハラスメントや過重労働が原因だとして、遺族が約8000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴状によりますと、青森県に本社がある「ハシモトホーム」に勤めていた当時40代の男性社員は会社の上司から日常的にメールや乱暴な言葉で叱責されたり、社員や関連会社の社員が参加した新年会で「あーあって感じ」などと書かれた「症状」と題した書面を渡されるなど、パワーハラスメントを受けていたということです。
そして、亡くなる直前の半年間には時間外労働が1カ月平均で60時間以上、直近1カ月間は約76時間に及び、過重労働となったことからうつ病などを発症し自殺したということです。
男性の家族は会社と社長に対し、社員の適切な労務管理や安全配慮義務を怠ったとして約8000万円の損害賠償を求めています。
訴えに対してハシモトホームは「訴状は届いていないので社としてコメントできない」としています。
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