2億円返済せず経営破綻した病院に『協力金を支払わないことで相殺』大阪市に病院反発(2022年1月4日)

2億円返済せず経営破綻した病院に『協力金を支払わないことで相殺』大阪市に病院反発(2022年1月4日)

2億円返済せず経営破綻した病院に『協力金を支払わないことで相殺』大阪市に病院反発(2022年1月4日)

大阪市の“異例の対応”に病院側が反発しています。

 大阪市福島区で「松本病院」を運営する医療法人「友愛会」は、去年8月、資金繰りの悪化などにより大阪市から無担保で融資を受けていた約2億円を返済しないまま経営破綻しました。

 その後も友愛会は病院の運営を継続。新型コロナウイルス患者を受け入れて大阪市から協力金として約1億8000万円の交付が決まっていました。しかし大阪市によりますと、返済されていない分と相殺するため、協力金を支払っていないということです。

 (大阪市 松井一郎大阪市長)
 「コロナの協力金だろうが松本病院の運営の中での財源だと考えていますので。貸したお金をしっかり返していただくのは我々とすれば当然の権利なのかなと」

 友愛会は「相殺は無効」として市に1億8000万円の支払いを求め、去年12月に大阪地裁に訴えを起こしています。

 また松井市長は2023年4月の任期満了をもって政界引退を表明していますが、次の市長選挙の候補者は党の内外から公募を募り、複数の候補者がいれば予備選挙を行いたい考えを示しました。

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