「核兵器が我々を消滅させる前に・・・」核兵器禁止条約 初の締約国会議がウィーンで始まる|TBS NEWS DIG

「核兵器が我々を消滅させる前に・・・」核兵器禁止条約 初の締約国会議がウィーンで始まる|TBS NEWS DIG

「核兵器が我々を消滅させる前に・・・」核兵器禁止条約 初の締約国会議がウィーンで始まる|TBS NEWS DIG

核兵器禁止条約の初めての締約国会議が先ほどからオーストリアのウィーンで始まっています。ロシアによるウクライナ侵攻で核の脅威が高まる中での議論、そこに日本政府の姿は見られません。

オーストリア外務省 クメント核軍縮担当部長
「この会議は『核兵器禁止条約』を強化し、最大限可能なかたちで実現させるための機会です」

先ほど始まった核兵器禁止条約の初めての締約国会議。冒頭、ビデオメッセージを寄せた国連のグテーレス事務総長は「核兵器が我々を消滅させる前に我々がそれをなくしましょう」と述べました。

5年前に採択された核兵器禁止条約。
使用はもちろん、核兵器を用いて相手を脅す「威嚇」などあらゆることが禁止対象で、現在は65の国と地域が批准しています。

唯一の被爆国、日本の被爆者たちは会議に先立ち自らの体験を証言しました。5歳のときに長崎で被爆した木戸季市さんは…

長崎で被爆 木戸季市さん(82)
「私たちは核兵器をなくすこと、戦争をなくすことを求めて参りました。この願いが核兵器禁止条約の成立につながりました。条約は被爆者の願いそのものです」

一方、核保有国は条約に不参加。日本政府は「条約が目指す核兵器廃絶という目標を共有している」としながらも、“日米同盟の下でアメリカの核の抑止力を維持する”という立場で参加していません。

ノーベル平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのフィン事務局長は、JNNの単独インタビューでこう指摘しました。

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ベアトリス・フィン事務局長
「岸田総理は(核保有国と非保有国の)橋渡し役になりたいと言っていましたが、会議にも参加せずそれができるでしょうか」

ロシアによるウクライナ侵攻を機に核使用への危機感が高まる中で、「核の抑止力」も議論される局面。それでも事務局長は、いまこそ核軍縮なのだと訴えます。

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)ベアトリス・フィン事務局長
「安全のために核抑止力への依存度を高めるべきなのか、それとも下げるべきか、何に取り組むべきなのか。ロシアのウクライナ侵攻は、核保有国が核兵器を持っている限り私たちは安全ではないということを示したのです」

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