「ありがとう」ウクライナ姉妹 世界水泳で銀 祖国思い華麗な演技(2022年6月20日)
戦禍を逃れた姉妹の平和の祈りを込めた2分半でした。
ブタペストで行われている世界水泳。祖国ウクライナに思いを寄せる2人の選手が躍動しました。
デュエットで初出場となる双子の選手・アレクシーワ姉妹です。
アレクシーワ姉妹は、いまだ激戦が伝えられているウクライナ北東部・ハルキウの出身です。戦禍を逃れ、ハルキウを脱出。練習拠点を求めてイタリアに渡ったのは3月のこと。
今回の世界水泳にはウクライナとイタリアの国旗が半分ずつあしらわれたユニフォームで臨んでいます。
マリナ・アレクシーワ選手(21):「私たちはウクライナの平和を祈っています。そして皆さんの応援、サポートへの感謝を示したいです。ありがとう」
そして、平和への祈りを胸に挑んだデュエットテクニカルの決勝。
双子ならではの息の合った演技に加え、ダイナミックで美しい足技の数々で観客を魅了。
約2分半の演技をやり遂げて見事、銀メダルに輝きました。
銀メダルを獲得・アレクシーワ姉妹:「私たちの国ウクライナの国民のため、兵士たち戦い続けている勇敢な男性たちのため、そしてウクライナ国内にいる父のためのメダルになりました。大きな喜びを感じています」
父のため、そして祖国ウクライナのため特別な思いを胸に、2人の挑戦はこれからも続きます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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