「札幌まつり」で異例の呼び掛け“来場ご遠慮を”・・・14万人殺到 地下鉄駅構内まで行列(2022年6月17日)

「札幌まつり」で異例の呼び掛け“来場ご遠慮を”・・・14万人殺到 地下鉄駅構内まで行列(2022年6月17日)

「札幌まつり」で異例の呼び掛け“来場ご遠慮を”・・・14万人殺到 地下鉄駅構内まで行列(2022年6月17日)

 初夏の風物詩となっている「札幌まつり」が3年ぶりに開催されました。しかし、人が集まり過ぎて、主催者が来場の自粛をお願いする異例の事態となりました。最終日の16日は、どうなったのでしょうか?

■想定超える混雑「浴衣着てきたのに・・・」

 新型コロナによる影響で、3年ぶりの開催となった札幌まつり。屋台のグルメや金魚すくいを楽しむ人。さらには、お化け屋敷まであります。

 来場者は、久々に札幌の「夏の風物詩」を満喫しました。

 しかし、初日の午後になると、想定外の事態が起きました。

 客:「え~入れないんですか?」
 係員:「19時で終わり。中も満杯で・・・」
 客:「え~今来たのに!!浴衣着て、今来たんですよ」
 警備員:「ただ今、大変混雑しております。全く動いておりません」

 見渡す限り、人、人、人。この日は、予想を上回るおよそ14万人が殺到。会場には人があふれ、身動きが取れない状態になりました。カメラマンも、一歩も前に進めません。

 想定を超える混雑に、主催者からは、来場を控えるよう、異例の呼び掛けが行われたのです。

 札幌市広報部ツイッターから:「本日の中島公園への来場をご遠慮下さい」

■参加人数“半数以下”「神輿渡御」も

 混雑の理由の一つとして挙げられているのが、「新型コロナ対策」です。今年、札幌まつりでは、会場内を一方通行にし、検温と消毒を行う入り口が設置されました。

 初日は、この入り口に人が殺到し、一時、地下鉄の駅の中まで行列が続いたといいます。そのため、主催者側は「安全確保が困難になる」ことなどを理由に、来場を控えるよう呼び掛けたのです。

 2日目となった15日は、来場者を公園内の池に沿うように並ばせることにし、入り口で「混雑の緩和」を理由に検温を取りやめ、手の消毒のみにしたことで、初日のような混乱は起きませんでした。

 そして、最終日の16日、例年1000人以上が参加する「神輿渡御(みこしとぎょ)」。感染対策で参加人数を半数以下に減らしたうえで、北海道神宮からおよそ14キロの道のりを練り歩きました。

 あいにくの雨ということもあり、沿道の人出も多くなく、目立った混乱はありませんでした。

 見に来た人:「夏の風物詩っていう、意味合いにおいてはね。これは絶対、コロナで今厳しいんですけど。やっぱり、こういう楽しみっていうのは、必要なんですよ」

(「グッド!モーニング」2022年6月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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