白衣姿でアピールか 正恩氏の薬“提供”に「愛の不死薬が届けられた」(2022年6月16日)
白衣姿の金正恩総書記が薬を手に取る写真が公開されました。
北朝鮮メディアが掲載したのは、李雪主（リ・ソルジュ）夫人と共に写る金正恩総書記の写真です。白衣姿で、手にしているのは薬です。
記事によると、北朝鮮南西部の海州（ヘジュ）市で「急性腸内感染症」が発生。金総書記は、自宅の常備薬を現地に送ったといいます。
一体、どんな感染症なのでしょうか。
具体的な病名は明らかにされていませんが、「腸チフス」や「コレラ」の可能性があると韓国メディアは伝えています。
労働新聞：「愛の不死薬が届けられた」
金総書記は、5月にも新型コロナの感染拡大を受けて、常備薬を提供したとされます。
北朝鮮国内での一日の発熱者数は、一時40万人に迫る勢いでしたが、韓国メディアによりますと、ここ2日間は、連続で3万人を下回っているといいます。
そうしたなか、発生しているという別の感染症。人民に寄り添う指導者の姿をアピールする狙いがあるとみられています。
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