興味引くつもりが「不快」で撤去・・・福岡パルコ店内に“無料案内所”(2022年6月15日)
15日にSNSで急上昇し、番組が注目したワードは「福岡パルコ」です。福岡市内にあるパルコが店内に設置したあるイベントの「案内所」に対して苦情が殺到し、撤去する事態となっています。
福岡市の中心部にある福岡パルコ。エントランスに注目すると、カラフルな展示案内が見えます。
「無料案内所。本日の出勤77名。初めてのご来店でも、ご指名なく遊べる」と、性風俗店の無料案内所によく似ています。この展示案内はSNSでも大きな反響が・・・。
SNSから:「『パルコ感覚』というイベント。複数の女性作家を招聘(しょうへい)する一方で、入り口のインフォメーションコーナーが中洲の無料案内所のパロディというのは、いささか悪ノリが過ぎるのではなかろうか?」
福岡パルコが今月11日から開催しているイベント「パルコ感覚」。
これは九州のアーティストや飲食店を紹介するもので、展示案内は福岡パルコのスタッフと外部クリエーターがチームを組んで作ったそうです。
「怪しいけどパルコで何かが起きている」と、直感的に興味を持ってもらえるデザインにしたそうですが・・・。
電話やメールで不快に感じられる意見が寄られ、14日に撤去しました。
福岡パルコ担当者:「不快な感じを与えてしまった。不特定多数の人が訪れる場所としては公共性に欠いた部分があった」
この展示案内について、専門家は・・・。
広告に詳しい事業構想大学院大学・田中里沙学長:「面白く楽しくインパクトを与えるためにと考えても、不安とか不快とか疑念を持たせてしまう広告だったと思いますし、たぶん若者を中心層に考えていると思うんですけど、対象者のズレが出てしまって広告の本意、やりたかったことが伝わらなかったのでは」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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