国会閉幕…参院選モードに突入 18歳と飲酒疑惑で“雲隠れ”吉川議員は本会議を欠席|TBS NEWS DIG
国会はきょう、150日間の会期を終え閉幕しました。永田町は一気に選挙モードに突入します。一方、政府・与党にとっては、「18歳飲酒」疑惑をめぐり“雲隠れ”を続ける吉川衆院議員の問題が影を落としています。
会期末となったきょう、参議院の本会議では今国会の目玉法案だった「こども家庭庁設置関連法」などが可決・成立しました。政府与党が対決法案の提出を避けたことで、今国会は与党ペースで進み、実に26年ぶりに政府の提出法案がすべて成立しました。
臨時閣議では来週22日に参院選を公示し、来月10日投開票を行う日程が決まりました。
岸田総理
「いよいよ参議院選挙が目の前に迫って参りました。日本の政治の安定のために、選挙勝利のために努力をしたいと存じます。勝つぞー!」
国会閉会を受け、各党は一気に選挙モードに。
立憲民主党 泉健太代表
「円安はまだまだ進行する。そんな状況です。当然、物価高もより進みます。ぜひ皆様とともに怒りをもって、この何もしない岸田政権に対して声をあげていこうではありませんか」
参院選を前に岸田総理にとって頭が痛いのが、18歳の女子学生との飲酒疑惑で自民党を離党した吉川赳衆議議員の問題です。吉川議員はきょう衆議院・本会議を欠席。いまだ公の場での説明を行っていません。
国会の閉会後の挨拶回りの場で立憲民主党は総理に直談判しました。
立憲民主党 馬淵澄夫国対委員長
「吉川さんの辞職は総理の責任の範囲でしっかりと言っていただかないと」
岸田総理
「はい。説明責任はしっかり果たさなければならないと思っています」
立憲民主党 泉健太代表
「もう説明の段階でもないと思います」
これに先立ち、立憲民主党は吉川氏の議員辞職勧告決議案を国会に提出しました。しかし、自民党が「週刊誌の報道でしかない」と難色を示し、今国会での審議は行われませんでした。
参院選に向けた攻防が激しさを増しています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/KzRLPUu
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/igmxEGr
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/hBLVS4X
コメントを書く