高校生の就活“1人2社”への応募解禁 求人の公開前に「合同企業説明会」 大阪府(2022年6月15日)
高校生の就職活動をめぐり大阪府が「1人1社制」から2社までの応募を解禁するのを前に合同の企業説明会が開かれました。
高校生の就職活動は学校によるあっせんが主流で、応募開始から一定期間、生徒1人が応募できる企業を1社に限定する「1人1社制」が定着していますが、3年以内の離職率が4割にのぼるなど、生徒と企業のミスマッチが問題となっています。
こうしたことなどから今年度から大阪府は2社までの応募を解禁。7月に求人が公開されるのを前に、6月14日に合同の企業説明会が開かれ、東京や神奈川の企業を含む20の企業が参加したということです。
(ジンジブ 佐々木満秀代表取締役)
「就職した後に、『他の会社を見たらどうだったかなぁ』と振り返る方もたくさんいらっしゃるので。一杯いろんな業種・業界を知って頂いたり、職種を知って頂いたりして、そのうえで選考につなげていただく」
関西では昨年度和歌山県が複数企業への応募を解禁しています。
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