出光興産が山口製油所を停止へ 脱炭素化に対応(2022年6月14日)

出光興産が山口製油所を停止へ 脱炭素化に対応(2022年6月14日)

出光興産が山口製油所を停止へ 脱炭素化に対応(2022年6月14日)

 石油元売り大手の出光興産は山口県の製油所の稼働を来年度中に停止すると発表しました。脱炭素化に対応するためとしています。

 出光興産・丹生谷晋副社長:「世界的な脱炭素の潮流の加速、これらによりまして、国内の石油製品需要の減少スピードは従前の予想よりも速まっております」

 出光興産は子会社化する西部石油が運営する山口製油所の稼働を2024年の3月をめどに停止すると発表しました。

 この製油所は出光グループで販売するガソリンのうち10%を精製しています。

 世界的に広がる脱炭素化の流れを受けてこの製油所を停止し、需要の増加が見込まれる水素やアンモニアなど次世代エネルギーの拠点に転換させることを検討します。

 電気自動車の普及など脱炭素化の流れが加速するなか、ガソリンなどの化石燃料は将来的に需要が減ると見込まれ、こうした製油所や火力発電所などを停止させる動きが広がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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