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侵攻に焦り? 自身を“英雄”に重ね・・・プーチン大統領が“ウクライナ”言及しない理由(2022年6月13日)
半ば強制的に実効支配を進めるなか、ロシア国内ではプーチン大統領が演説し、国民へ強い結束を呼び掛けました。専門家はウクライナ侵攻の焦りが見え隠れしていると分析しています。
ロシア、プーチン大統領:「祖国の防衛や世界における相応な役割の確立を目指し、それを実現させたすべての人たちを誇りに思います。これらにおいて特別で卓越した功績を残したのはピョートル大帝です」
17世紀から18世紀にかけてロシア近代化のほか、領土拡大を推し進めたピョートル大帝。
偉大な皇帝に自らを重ね合わせたプーチン大統領はウクライナ侵攻を正当化する姿勢をみせました。
外交・安全保障が専門、笹川平和財団・小原凡司上席研究員:「プーチン大統領が恐れていることは、ロシア側の死傷者が増えていくことでロシア国内での反戦の機運が高まることだと思う」
自身を歴史上の英雄になぞらえるプーチン大統領。その思惑とは。
6月12日は「ロシアの日」という祝日です。
モスクワの公園などには多くの人が集まり、なかには、兵士の格好をした子供やロシア軍を示す「Zマーク」のTシャツを着た市民らの姿も・・・。
ウクライナへの侵攻が進む今年は愛国心を鼓舞しようと各地でイベントが行われ、プーチン大統領も関連行事に参加。
そして、国民へ向けた演説ではロシアの君主・ピョートル大帝に自らを重ね合わせてみせました。
ロシア、プーチン大統領:「ピョートル大帝はまさに偉大なる改革者と呼ばれている。彼は生活のすべての分野における根本的な改革を成し遂げました。国家の運営、経済発展、強力無比な陸軍と海軍の創設です。教育、啓蒙(けいもう)、保健、文化において驚異的な突破口を開いたのです。私たちは彼の力強い個性や純粋な本性、ユニークな知識、目的達成への大胆不敵さと粘り強さ、そして祖国への限りなく素晴らしい献身の心に敬意を表します」
ピョートル大帝は1721年、スウェーデンとの北方戦争に勝利し領土を拡大、大国の礎を築きました。プーチン大統領は、この北方戦争が征服を試みたわけではなくロシアに正当に帰属する領土を巡り戦っていたとし、そのうえで現在のウクライナ侵攻との類似点を指摘。ウクライナが正統な主権国家ではなく実際にはロシア領のため、軍事行動は正当化されるとの考えを示したのです。
番組では、帝政ロシア初代皇帝に自らをなぞらえ「領土を奪い返す」などと主張するプーチン氏の演説を2人の専門家に分析してもらいました。
外交・安全保障が専門、笹川平和財団・小原凡司上席研究員:「自分が偉大であって間違ったことはしていないと誇示するため、過去の英雄と並べてみせた。今回の演説は、プーチン大統領が決断して実行をしたウクライナへの侵略が正当なものであるということを国民に知らせるだけのものになったと思う」
ウクライナ情勢に詳しい、神戸学院大学・岡部芳彦教授:「(Q.ピョートル大帝と重ねたプーチン大統領の思惑は)ピョートル1世はロシアで2人しかいない大帝。ロシアを近代化させた人。そして領土を拡張した人物。失われた領土を取り戻している自分と重ね、ロシア国民に印象付けたのでは。『偉大な皇帝』『偉大な大統領』というイメージを重ねたのかもしれない」
そして、現在も激しい攻防が続く戦況について演説では直接触れられなかったことに、ロシア側の焦りが浮かび上がったとの見方も・・・。
ウクライナ情勢に詳しい、神戸学院大学・岡部芳彦教授:「軍事作戦がうまくいかないなかで、ロシア国民が戦況の悪さも含めて意識しないことを最近プーチン大統領は考えているようで、あまり戦争自体を話題にしなくなってきた。今回も取り上げなかったのはそういう意図があると思われる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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