都内20℃超…九州で「春一番」 花粉飛び散る?有効な対策…医師「乾燥しないように」【もっと知りたい!】(2023年2月20日)

都内20℃超…九州で「春一番」 花粉飛び散る?有効な対策…医師「乾燥しないように」【もっと知りたい!】(2023年2月20日)

都内20℃超…九州で「春一番」 花粉飛び散る?有効な対策…医師「乾燥しないように」【もっと知りたい!】(2023年2月20日)

 19日、各地で4月並みの暖かさとなり、九州北部では“春一番”が吹き荒れました。花粉も飛散しやすくなりますが、今年の花粉症は症状が重い特徴があるといいます。

■都内ポカポカ20℃超…桜開花

 季節外れの暖かさ。早咲きの桜も満開に近付いていました。

 19日、南から流れ込む暖かい空気の影響で、神奈川県海老名市では、関東で今年一番の暖かさとなる21.0℃を観測しました。

 街の人:「(Q.きょうの気温はいかがですか?)見ての通りですが、半袖で運動日和だと思います」

 東京・羽田空港では、今年初めて最高気温が20℃を超えました。

 こんな暖かさは想定外だったのが、杉並区の高円寺駅前で開催された、お祭りです。

 その名のとおり、温かいスープを「極寒の2月」に堪能するグルメイベントにとって、不測の事態です。

 じゃぐら高円寺:「暖かいと、お散歩で皆さん外に出られるからいいですけど。スープは寒いぐらいのほうが、一番おいしいので。気温も、もうちょっと下がってくれるのがベスト」

 来場者:「寒い時に飲めば、おいしいんだろうなと。余計おいしいのかなと思う」

 中には、こんな格好をした人もいましいた。

 街の人:「きょうは、とても暖かいですね。20℃ぐらいまでいくっぽいので。タンクトップで、(外に)出ております」

 熱汁祭は、土日の2日間開催され、延べ3800人が参加。極寒からは程遠い汗ばむ陽気のなかでしたが、多くの人が熱々のスープを堪能しました。

■名所で…“桜の木”強風で倒れる

 一方、歩くのが困難なほど強い風が吹いているのは、千葉県富津市にあるマザー牧場。首都圏では強風が吹き荒れ、各地で風速20メートル以上の強い風が吹き荒れました。

 横浜市では、最大瞬間風速24.8メートルという今年一番の強風を観測しました。

 街の人:「ちょっと待って、やばい。(風が)すごく強い」

 小田原市の桜の名所・西海子小路では、強風によって桜の木が倒れる被害が出ました。

■花粉飛び散る?街の人は…?

 19日、九州北部や四国地方では「春一番」が発表されました。

 そしてこの時期、風が強い日に注意しなくてはいけないのが花粉です。

 虎ノ門中村クリニック 中村康宏院長:「暖かい日が続いてくると、花粉の飛散量が増えて、症状が強くなってくる人は、一般的に多いので。これから暖かくなってくると、(花粉症患者は)もっと増えてくるんじゃないか」

 街の人は、どのような花粉対策をしているのでしょうか。

 街の人:「(点鼻薬とティッシュ、目薬)このセットは、必ず持ち歩いてる」「(Q.ティッシュなんて、もう一袋)たくさんあります。なくなったら、致命的なので」「(Q.どんな対策されてます?)薬飲んで、あと眼鏡とマスク。これ花粉症の眼鏡。走ってるから、それのプロテクトもあるけど」

 しかし、対策をしているからといって、安心してはいけません。今年の花粉症には、例年とは異なる特徴があるといいます。

 中村院長:「症状も多岐に渡ったり、症状が強く出る人が多い印象」

 実際に19日、診察に訪れた男性は…。

 中村院長:「決まって飲んでいるお薬は?」
 患者:「薬局で薬とか買うけど、結局効かなくて」
 中村院長:「今、一番つらい症状は?」
 患者:「鼻づまりが一番ひどいですね」

 中村院長によると、せきや喉の痛みが風邪の症状と似ているため、花粉症と気付かないで来院するケースもあるといいます。

 また、目のかゆみや鼻づまりなどの典型的な症状にとどまらず、肌のトラブルなどを訴える患者も多いといいます。

 どのような対策が有効なのでしょうか?

 中村院長:「乾燥しないようにしていただく。鼻や口の粘膜が乾燥してくると、より反応しやすくなってくるので。空気が乾燥しないマスクの間に、保湿できるようなものを挟むとかすると、症状は軽減できると思う」

(「グッド!モーニング」2023年2月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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