『踏切にエスコートゾーンを』障がい者らの団体が要請書提出…踏切での死亡事故受けて(2022年6月13日)

『踏切にエスコートゾーンを』障がい者らの団体が要請書提出…踏切での死亡事故受けて(2022年6月13日)

『踏切にエスコートゾーンを』障がい者らの団体が要請書提出…踏切での死亡事故受けて(2022年6月13日)

奈良県大和郡山市の踏切で目の不自由な女性(50)が列車と接触して死亡した事故を受け、奈良県の障がい者らで作る団体が踏切の安全対策の強化を求める要請書を県に提出しました。

 今年4月、大和郡山市にある近鉄橿原線の踏切で、目の不自由な女性が列車と接触して死亡しました。踏切手前にある点字ブロックの一部が剥がれていたり、踏切内に点字ブロックが設置されていませんでした。事故を受けて現場の踏切では6月、県内で初めて踏切内の点字ブロック、いわゆるエスコートゾーンが設置されました。

 今回の要請書ではほかの踏切でもエスコートゾーンを拡充することなどを求めています。

 (奈良県障害者の生活と権利を守る連絡会 柿本一志会長)
 「一番危険な状況になりますので、エスコートゾーンという形で踏切の安全対策を講じてほしい」

 奈良県は「関係部局・関係機関と連携して対応を検討してまいりたい」としています。

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