「桜を見る会」の前夜祭でサントリーが酒無償提供 市民団体が安倍元総理や後援会会計責任者を刑事告発｜TBS NEWS DIG
安倍元総理の後援会が開いた「桜を見る会」の前夜祭にサントリーが酒を無償提供していた問題で、市民団体が安倍元総理や会計責任者らを政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部に刑事告発しました。
団体は、後援会の会計責任者がおよそ15万円相当の寄付を2019年の政治資金収支報告書に記入しなかったなどとしていて、安倍元総理には監督責任があったと指摘しています。
「桜を見る会」の前夜祭をめぐっては会費を安倍元総理側が補てんしていたとして問題となり、2020年に特捜部は収支3000万円あまりを報告書に記載しなかったとして、当時の公設第一秘書を略式起訴した一方で、安倍元総理は不起訴処分としました。
後援会はその後2019年の報告書を訂正していますが、今回告発した市民団体は「サントリーの提供分は反映されていない」としています。
安倍元総理の事務所は「捜査機関にはご質問の事実を含め、すべて真摯に協力し、その結果の処分であったと認識している」「収支報告書については処分結果を踏まえ、訂正すべき点は適正に修正している」とコメントしています。
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