「下がれや!」対向車にクラクション連発・・・道路交通法違反の可能性も(2022年6月9日)
愛知県豊田市の住宅街で、車の運転手が何度もクラクションを鳴らし、対向車を威嚇。周辺は一時、騒然となりました。
■「下がれや!」対向車にクラクション連発
道路上で向かい合う2台の車。動画には、異様な光景が収められていました。
画面左の車が、右側から進入してきた車を威嚇するように、クラクションを鳴らし続けます。
鳴らされた側の車は、仕方なく後退。しかし、この道路は一方通行ではなく、進入してきた車に問題はありません。
それでも左の車は、クラクションを鳴らすことをやめず、やがて窓を開けた運転手は、「下がれや!」と言い放つと、今度はクラクションを長押しします。
結局、鳴らされた側の車は進入を諦め、クラクションを鳴らし続けた車は、何事もなかったかのように左折していきました。
動画を撮影した男性:「聞こえ始めてから、30秒くらいで外に出て、撮影を始めたと思います。とりあえず、鳴らし方がひどかったので。よほどの何かがあったのではないかと思ったが、本当に分からないですね、原因は」
■弁護士は指摘「道路交通法違反の可能性」
交通問題に詳しい弁護士は、クラクションを鳴らした側が、道路交通法違反となる可能性を指摘します。
高山俊吉弁護士:「道路交通法54条違反ということになります。警音器を鳴らさなくてはいけないという場合を除いては、警音器を鳴らしてはいけないということになっています。今回のドライバーは、鳴らしてはいけないところで鳴らしたということにあたります。このケースでは、後退して事故は発生しなかったようなので、良かったと思いますけども、別の交通事故の発生の原因になってしまう場合もありうる。そうなると、クラクションを鳴らしたドライバーは、発生した結果に関して責任を負わなくてはならないということになる可能性がある」
(「グッド!モーニング」2022年6月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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