原発「温暖化対策に役立つ」 EUが新方針発表(2022年1月2日)
原子力発電が地球温暖化対策に役立つとする方針をEU=ヨーロッパ連合がまとめました。ただ、「脱原発」を掲げるドイツなど加盟国から反対の声が出る可能性もあります。
EUの欧州委員会は1日、地球温暖化対策の分類ルールを見直し、原子力発電を「温暖化対策に役立つエネルギー源」とする方針を発表しました。
二酸化炭素を排出しない原発を「低炭素への移行を加速する」として、「グリーン投資」を呼び込みたい考えです。
ただ、放射性廃棄物の処理や事故への懸念が残るほか、加盟国のドイツは今年中に原発をすべて停止する予定で、各国の反発も予想されます。
EUは2050年までに温室効果ガスの排出を「実質ゼロ」とする目標を掲げています。
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