“脱マスク”進む国にマスク着用どう説明?感染対策のガイドライン発表 観光庁 6月10日から訪日観光客 受け入れ再開|TBS NEWS DIG
いよいよ外国人観光客の受け入れが再開されます。観光庁はきょう、マスク着用の徹底などを呼びかける感染防止対策のガイドラインを公表しました。海外では「脱マスク」も進む中、観光客の理解は得られるのでしょうか?
浅草の街に、再びこの賑わいが戻ってくることになりそうです。
政府は10日から、添乗員付きのパッケージツアーに限り、外国人観光客の受け入れを再開します。
これを前に観光庁がきょう公表した、旅行業者や宿泊業者など観光業界むけのガイドライン。
旅行会社に対し、ツアーを販売する段階からマスク着用の徹底について説明することや、食事や観光の際には添乗員がこまめに注意喚起することなどが盛り込まれています。
「こちら雷門になります」
これを受け、振袖姿で浅草の街を案内する女性達もマスクを付け、今後はツアー客にもマスク着用の徹底を求めるといいます。
振袖ツアーを行う「ASAKUSAKUROKO」 猪口朋彦代表
「外国の方々に理解していただけるような形を作ればいいんじゃないかな。マスクをつけるなどのルールを守っていただいた上で、浅草の観光を楽しんでいただくのが一番」
一方、こちらのホテルでは、様々な国からの客に対応できるよう、ピクトグラムに多言語での案内を加えたリーフレットを部屋に置くなどして準備を進めています。
マスクについては・・・
浅草東武ホテル 村上見和支配人
「(マスクを)お手持ちじゃない場合もありますので、私どもで用意しているマスクをお持ちして、ご案内できたらと思っています。アクリルボードも置かせていただいて、ソーシャルディスタンスにも努めております。日本のルールを守っていただき、日本を思いっきり満喫していただきたいなと思います」
ガイドラインを守らなかった業者については、企業名が公表されたり、旅行客の受け入れを継続できなくなったりする場合もあるとしていますが、マスク着用に関してはあくまで「要請」で法的な強制力はありません。
「脱マスク」も進む国も多い中、「お願い」だけでどこまで徹底できるのかー。観光業界の苦悩は受け入れ再開後もしばらく続きそうです。
日本の観光業界がてんやわんやの中。
記者
「こちらソウルにある旅行代理店では、日本旅行の予約が急増しているということです」
オペレーター
「九州行きの方ですね。8月14日の出発で」
「12月20日の北海道を予約した方ですね」
韓国では日本への旅行の予約が急増。行先は大阪、九州が人気で、こちらの旅行代理店では4月中旬からの予約は数百件。コロナ禍で2人まで減らした日本旅行の担当者を7人に増やしました。
日本政府が示した「ガイドライン」については。
旅行代理店「ノランプンソン」 キム・ミンチョル部長
「韓国の外務省から情報を得て、顧客に十分に説明しています」
韓国の政府関係者によりますと、日韓両政府は今月15日に羽田-金浦空港の航空路線を再開させる方向で調整しているということです。
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