関東甲信“梅雨入り”異例の寒さ Tシャツ・短パン姿も・・・「ひょう」の二次災害広がる(2022年6月7日)

関東甲信“梅雨入り”異例の寒さ Tシャツ・短パン姿も・・・「ひょう」の二次災害広がる(2022年6月7日)

関東甲信“梅雨入り”異例の寒さ Tシャツ・短パン姿も・・・「ひょう」の二次災害広がる(2022年6月7日)

 気象庁は6日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。関東では、雨とともに季節外れの寒さとなりました。

■異例の寒さ・・・関東甲信梅雨入り“冷たい雨”

 6日の梅雨入りを梅雨寒の一日でスタートした、関東甲信地方。午後2時の気温は、東京都心で17.1度と、4月上旬並みの肌寒さ。5日から一気に、7度も低くなりました。街行く人の服装も、セーターやダウン、コートが目立ちました。

 しかし、中には、Tシャツや短パン姿の人もいました。

 「外に出て、後悔しました」「半袖で来ちゃった」「(Q.後悔は?)そうですね、寒いですね。もう、しまっちゃった、長袖」

 衣替えするのは、少し早かったのかもしれません。

 季節外れの寒さで、都内の商店街では、冬に人気の「おでん」を求める人の姿がありました。

 かまぼこ店では、鍋料理用から、すぐに食べられるテイクアウトまで、おでんが6日の朝からよく売れていました。

 「久々に、おでん買いました。朝から冷えましたし」「(孫が)最初は、ざるうどんが食べたいと言っていたんですけど。寒いから、おでんがいいねって。本人(孫)も納得して」

■“ひょうの穴”から雨・・・材木店“ずぶ濡れ”

 先週、関東の広い範囲に被害をもたらした「ひょう」。6日に梅雨入りしたことで、二次災害が広がっています。

 特に被害が大きかった、千葉県市川市。割れた窓ガラスや屋根から、今も雨が吹き込んだままの状態になっています。

 材木業者では、穴だらけの屋根から雨がしたたり落ち、資材が濡れるままになっていました。

 材木業者:「ここまでひどいとは、思わなかった。こんなふうに、全部屋根が抜けているとは。今は(雨水が)多すぎます。この状態には、自分でもびっくり。なんとかならないかな」

 ベニヤ板などの合板は、雨で曲がり、もう商品になりません。材木も、本来の値段では売れないものも出始めているそうです。

 材木業者:「汚れているから嫌がる客も、出てくると思うから。安くするとか、見えない損害も出てきますよね」

 復旧工事のめどが立たないまま、これから長い梅雨シーズンが続きます。

 材木業者:「気持ちが、落ち込むというか・・・どうしようかなと。何をやっていいか、分からなくなっている」「(Q.やらなきゃいけないことは、いっぱいあるけど?)どれから手を付けようかなって、頭の中でぐるぐる回っているだけで・・・」

(「グッド!モーニング」2022年6月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事