「1か月休みないことは普通」公立中学の休日の運動部3年以内に地域移行へ 先生から歓迎の声 保護者の費用負担など課題も|TBS NEWS DIG

「1か月休みないことは普通」公立中学の休日の運動部3年以内に地域移行へ 先生から歓迎の声 保護者の費用負担など課題も|TBS NEWS DIG

「1か月休みないことは普通」公立中学の休日の運動部3年以内に地域移行へ 先生から歓迎の声 保護者の費用負担など課題も|TBS NEWS DIG

来年度から民間団体に移行することになった公立中学校の運動部の部活動。学校現場からは歓迎の声が聞こえてくる一方で、様々な課題も指摘されています。

学校が休みの先週土曜日。渋谷区の公立中学校の体育館には、ダンス練習にはげむ生徒の姿がありました。しかし、教えているのは学校の教諭ではなく競技経験のあるダンサーです。

これは渋谷区が行っている公立中学の生徒なら誰でも参加できる「合同部活」です。

参加した中学生
「ダンス部は色んな学校の人が集まるから交流できる」
「ここだとプロの方がいるから教えて欲しいところとか聞けるから嬉しい」

かねて教諭の長時間労働につながると指摘されてきた休日の部活動の指導に関する問題。スポーツ庁は来年度から3年かけて地域や民間団体に移行します。

渋谷区では、他の自治体に先駆けて一部の部活を民間団体に委託する試みを行っていて、「地域移行」にむけ、話し合いを始めています。

合同部活を主催する渋谷ユナイテッド 石谷 望事務局次長
「3年間というとなかなかな短いスパンだなというのは正直思っておりまして、顧問の先生の理解とか、保護者の理解を得ながら地域クラブに移行していく」

これについて学校現場からは歓迎する声が聞かれました。

渋谷区立上原中学校 テニス部顧問 加藤雄一教諭
「土曜日に部活の練習して、日曜日が試合なので、丸々1か月休みがない状態は普通。私はテニス経験がない中でテニスを教えているので、技術指導はその地域の方にやってもらう流れができればwin-winの関係になるんじゃないか」

一方でこんな課題も。

渋谷区立上原中学校 浜田真二校長
「土日、別の学校外の方が来るとなると謝礼を払わないといけないので、保護者に負担していただくしか」

指導者の確保や保護者の費用負担などの課題が指摘されていて、スポーツ庁は国や自治体に対して財政的な支援を求めていく方針です。

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