4月償還期限ロシア国債「利払いが不履行」と認定|TBS NEWS DIG
世界の大手金融機関で作る委員会は、4月に償還期限を迎えたドル建てのロシア国債の利払いが「履行されていない」と認定しました。
これは14の大手金融機関で作るクレジットデリバティブ決定委員会が1日、賛成多数で認定したものです。
ロシアは4月4日に償還期限を迎えたドル建て国債について、償還時点での元本と利息は30日間の猶予期間が切れる直前に支払いましたが、国外の投資家は支払いが遅れたことに伴う利息およそ190万ドルが「支払われていない」と主張し、委員会に判断を求めていました。
ロイター通信によれば、利払いの「不履行」と認定されたことによって、債権者は資金回収の手続きに入れる可能性が出てくるということで、6日に開かれる委員会でさらに協議されるとみられています。
今回の利払い不履行はウクライナ侵攻を受けた経済制裁の影響によるもので、ロシアには支払い能力自体はあるため「デフォルト=債務不履行」とは性格が違いますが、国際金融市場からほぼ締め出されているロシアに追い打ちをかける形となります。
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